高校将棋新人戦 全国大会(長崎)のご報告
2025.03.19
秋の高校将棋新人戦の東京都大会で準優勝し、長崎県長崎市で行われる全国大会の出場権を得た生徒の大会参加の様子をご報告します。
大会の開かれた、長崎市の「アリーナかぶとがに」
大会は1月30日から2月1日にかけて行われました。世界の最新の学問を求めて長崎に押し寄せた江戸期の向学心に燃える若者たちのように、全国から将棋愛に燃える高校生がここぞとばかりに長崎に集結します。わが海城生も東京都代表の一人としての長崎入りです。まずは本場の長崎ちゃんぽんを食べて英気を養います。
男子は96人参加で、それぞれ4戦を戦い、3勝以上で32人から成る決勝トーナメントに進出することができます。決勝トーナメントに進出するには上位3分の1に入ればいいわけですが、いずれも各都道府県を代表する強豪ぞろい、決して簡単ではありません。
いよいよ対局開始。1回戦から長手数の激戦となりました。本人いわく、形勢としてはやや悪い状態が続いていたものの、粘って形勢不明に押し戻し、わずかに勝ちが見えたところで相手玉を詰ましに行ったのが結果的には判断ミス、一手守りの手を指していれば・・・とのことで、惜しくも敗れました。続く2回戦も敗れて、その時点で決勝トーナメント進出の芽はなくなったのですが、そこから地力を発揮して2連勝、2勝2敗で全国大会を終えました。
対局する時はいつでも目の前の一戦に全力を尽くすことにしている、とは本人の言葉ですが、その言やよし。うまくいかなくても折れずに立て直し、立ち向かい続ける力、称賛に値します。今回の全国大会出場という経験は、本人にとっても海城将棋部にとっても、今後に生きていくに違いありません。(将棋部顧問)